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Q.
安全に使用できる電流値はそれぞれの定格に対してどれくらいの割合ですか?
A.
負荷機器の定格電流が、配線器具の定格電流のおよそ80%以下に収まるように、配線器具を選定することが安全上望ましいとされています。
Q.
端子ねじの適正締付トルクを教えてください。
A.
M3.5端子ねじ:0.8N・m、M4端子ねじ:1.2N・m、M4.5端子ねじ:1.5N・m、M5端子ねじ:2.0N・m、M6端子ねじ:2.5N・mとなっています。詳しくは安全のためのご注意ページをご覧ください。
Q.
NEMA規格とはなんですか?
A.
アメリカの規格で、米国電機製造業者協会によって電気製品などの選択および購入の手引きとする目的で制定された規格です。WD-6項で配線器具に関する記述があり、NEMA規格番号によって、構造や寸法、定格などが定められています。
当社では40年ほど前から先駆的に製造をしており、現在取り扱いのある極配置(定格)は、14種類あります。それぞれコンセントやプラグのほか、OAタップやコンセントバーなど、用途に応じた様々な品種をラインナップしています。
→NEMA規格接続器ページへ
Q.
NEMA L5-30とはどんな定格ですか?
A.
L5-30に着目して見ますと、まず頭の「L」は引掛形の器具を表します。特にアルファベットがない場合は平刃形となります。後ろの「30」はアンペア数で、その前の「5」は通し番号となっています。
結果としてNEMA L5-30は、引掛形 接地形2P 30A 125Vという定格になります。
Q.
NEMA規格番号の後ろにあるアルファベット、「P」と「R」は何を意味しますか?
A.
「P」はプラグ側(オス側)、「R」はコンセント側(メス側)を意味します。例えばL5-30Rとあれば、L5-30のコンセント側となります。
Q.
NEMA L5-30とNEMA L6-30の極配置は同じ様に見えるのですが互換性ありますか?
A.
一見似ていますが、100V器具と200V器具同士で誤挿入がないように、プラグの刃およびコンセント側のさし込み口が若干異なっているため、互換性はございません。
Q.
UL規格・CSA規格とはなんですか?
A.
UL(Underwriters Laboratories. Inc)は、米国の火災保険業者によって設立された非営利試験機関で、火災等の事故から人命・財産を守ることを目的として、電気製品や材料、部品の安全規格の制定、試験評価、承認登録、検査を行っています。この機関が発行する規格をUL規格といいます。
米国内においては「UL規格品=安全」という認識が強くあり、米国向け輸出品はUL認定の取得が必須となります。またULはCSA規格の認証機関・試験機関としても認定を受けています。
CSA(Canadian Standards Association)は、カナダ政府の諮問によって設立された民間の非営利検査機関です。カナダでは法律により、火災等の事故から人命・財産を保護するために、電気機器や電気部品、燃料機器等について、その安全性がCSAに認められたもの以外の使用、販売が禁止されています。CSAはその安全確認のための検査・要求事項としてCSA規格を定めています。
当社のUL/CSA規格認定仕様品につきましては、両方の規格に適合していることを示すコンビネーションマークを製品に刻印しています。
Q.
一部の埋込コンセント・パネル用コンセント・機器用アウトレットの製品本体にPSEマークが確認できませんでしたが、理由はあるのでしょうか?
A.
固定して使用する器具については、その製品の包装箱への記載で代用できることが認められているため、包装箱にPSEマークの記載をしています。プラグやコードコネクタボディなどの移動して使用するような器具には、直接製品に記載があります。
Q.
BNノズルを含む配線器具は周囲温度が何℃から何℃まで使用できますか?
A.
0℃から40℃までの常温でご使用ください。
Q.
マルチユースOAタップなどで見られるハーネスプラグは、他社製品と互換性がありますか?
A.
互換性はございます。
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